耐震補強
Anti-seismic reinforcement
Public works
公共工事における耐震補強
地震は予測不可能です。特に地震のリスクが高い地域では、建物の安全性を確保することが最も重要となります。このため、建物の耐震補強は、必要不可欠な改修工事となるのです。耐震補強により、建物は地震の揺れに対してより強くなり、居住者や利用者の安全を守ることができます。
公共施設においては、耐震補強の重要性はさらに高まります。公共施設は、多くの人々が日常的に利用する場所であり、地震発生時の安全対策は極めて重要です。学校、病院、公共施設などの公共建築物は、地震による被害からコミュニティを守るための要となります。
これらの施設が耐震性に優れていることは、地域コミュニティ全体の安全とレジリエンスを高める上で不可欠です。そのため、公共施設においても、安全な建物の提供と共に、地域コミュニティ全体の安全を守るための耐震補強への取り組みをしていく必要があります。
対応施設
Facility
技術紹介
Skill
沖縄の建物は、コンクリート製の鉄筋コンクリート造が多いのが特徴です。そのコンクリート造の耐震補強に使われる素材として、アラミド繊維シートがあります。アラミド繊維は、高い引っ張り強度と耐熱性を持つ合成繊維で、軽量かつ柔軟性があります。
アラミド繊維や炭素繊維を利用した耐震補強では、これらの繊維をシート状に加工し、特殊な接着剤を使って建物の構造部分に直接貼り付けます。これにより、建物の構造部分が補強され、地震などの外の力に対してより高い耐性を持つようになります。
アラミド繊維シート補強工法
保有資格
License
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建築施工管理技士1級 3名
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建築施工管理技士2級 8名
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職長・安全衛生責任者 3名
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連続繊維施工管理士 1名
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連続繊維施工士 2名
労務/安全管理
Management
(1) 作業員の労務管理
技能と経験の確認:各作業員の耐震補強工事に必要な技能と経験を確認し、適切な作業に従事させるための配置を行います。
労働時間の管理:労働時間に関する法令を順守し、作業員が安全かつ効果的に働けるような労働時間スケジュールを確立します。
心理的なサポート:耐震補強工事は技術的に要求の高い作業であるため、作業員がストレスを感じないような心理的なサポートを提供します。
(2) 安全管理
耐震補強に特有の安全教育:耐震補強工事に伴う危険性に対する特有の安全教育を実施し、作業員がリスクを理解し、適切な対策を講じることを確認します。
安全装備の着用:作業員には必要な安全装備(ヘルメット、保護メガネ、安全靴、フルハーネス安全帯など)を着用するよう厳格に管理し、安全な作業を確保します。
危険箇所の明示:耐震補強工事において特に危険な箇所や作業エリアを明確に示し、作業員に常に注意を促します。
定期的な安全ミーティング:定期的な安全KYミーティングを通じて、作業員と関係者が安全に関する情報を共有し合い、問題解決や改善策の提案を行います。